岡山県高梁市成羽町下原

2018年02月09


岡山100山に戻る

Road Map :岡山道を賀陽ICで下りてR313を西進し、成羽下原から林道に入り南進する。
Route Map:地震観測施設のある林道跡から山頂をピストンする。
岡山100山』 山頂は展望無くつまらないが、登山道は変化多く退屈しなかった。
高丸山
  道標が整備されていないことから人気の無い山だと思うが、登山道は多くある様だ。
ハイキング山にはならないと思うが、行程中に急な斜面は無く、歩き易い山だった。
布さらしの滝
  わざわざ滝見する程の滝ではなかったが、近くにあってくれて良かったの感じであった。
今日の岡山県のetc
  高丸山 → 羽山の穴小屋羽山不動滝日野山
〔073〕高丸山 (542m)
先週の2月2日に今日と同じ登山口まで来ていたが、午後3時を回っていたので時間切れとして山歩きは中止した。今日はそのリベンジであり、最初に片付けることにした。
たかまるやま
登り:1時間23分
下り:1時間15分
コースタイム:2時間38分
    標高差:347m
累積標高差:443m
布さらしの滝(落差20m)
車で走れる林道としては地震観測施設で終わり、後は地道の林道となる。
付近には数ヶ所に火薬保管庫が見られた。
登山口でもある地震観測施設付近に車を停める事が出来たが、少し引き返した所に広い駐車スペースがあったのでここに車を停めることにした。気温は−5℃と低いが風が無く日差しがあるので寒くはなかった。9時56分に歩き始める。
地道の林道には倒木も多く、車が通った形跡はなかった。
林道は白谷川沿いに伸びており、気温の低さから白谷川は凍結していた。
堰堤の沢水は小さな氷瀑になっていた。
何故か上流に行くほどに沢水の凍結は薄くなっていた。
薄く積もった雪は凍結しており、ザクザクと歩き易かった。
雪面には先週のものと思われる往復している踏み跡が見られた。
これは最近の冷え込みの産物で、この先は無くなってしまう可能性が大だ。
退屈な林道跡歩きなので、小さな滝に寄ってみる。
中々雰囲気の良い杣道であるが、藪漕ぎの個所もあった。
杣道に入ってからは新しい赤リボンが多く吊らされている様になって来た。
41分にて広い林道跡歩きから杣道に入って行く。
倒木のジャングルを抜けると小さな沢を渡渉することになる。
渡渉した先は広い川原であり、道を見失ってしまうが、赤リボンが助けてくれた。
げっと思ってしまう倒木のジャングルであったが、赤リボンの後を難なく抜けることが出来た。
沢から離れて登りに差し掛かるとあちこちに赤リボンが目立つ個所があった。
場所からみて別コースへの分岐点かと思われるが道標がないので確証は無い。
右岸でも杣道の痕跡を追って行く。
1時間17分で峠に出ると広い林道が左右に伸びていた。
林道には車が走った形跡は無く、車が走れるのかも判らない。
峠かと思われる空が見える方向に登って行く。
初めて見る道標。
林道が二又になった真ん中に登り口があった。
1時間23分にて ”高丸山”(542m)に着く。
山頂からの展望がないのは知っていたのでがっかりすることはなかった。
薄っすら付いた踏み跡を追って山頂に向かう。
林道に向けて下る。
展望の無い山にしては立派過ぎる山頂表示が嬉しかった。
山頂ではすることが無いのでお茶を飲んで直ぐに下山を始める。
沢に戻って来る。杣道が何本か通っており、うっかりすると道間違えしそうだ。
登り時には道の様子が判らないのでキョロキョロしながらの歩きだったが、
下りは様子が分かっているのですんなりと歩いて行けた。
一部ではあるが、向こうの見えない藪漕きもあるが、意外と簡単に通り抜けられた。
渡渉地点で左岸に渡る。
林道跡に戻り、後は淡々と下るのみ。
林業が盛んだった時代には人々が往来していたのだろう。
地震観測施設の入口にあった説明板。
地震観測施設に戻り、下山1時間15分で ”高丸山”を終了する。
布さらしの滝(白谷の滝)
滝を探しながら車を走らせていると、かすれて見えなくなった ”布さらしの滝”の表示を見付けることが出来た。白谷川に流れる滝なので別名が白谷の滝らしい。
滝見の位置を調整して見た ”布さらし”(落差20m)の一段目。
落差20mは二段の滝を合わせての落差と思われる。
滝口側に対岸に渡る滝見橋が架かっていた。
表示板のある位置からは一段目の滝壺が樹木で隠れてしまう。
滝口側からは滝としては良く見えなかった。